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記事詳細

登録日2016-05-01
記事種別計画中
工事種別土木
公共/民間公共
工事名称ことでん新駅整備
発注者/事業主体/申請者香川県高松市
地域四国
工事場所香川県高松市太田下町、多肥上町
工事概要[概要]高松市は、高松琴平電気鉄道(ことでん)琴平線で、新駅の整備や複線化事業を検討している。三条~太田駅間の新駅設計業務と、太田~仏生山間の新駅基本計画策定業務、栗林公園~仏生山駅間の複線化事業設計業務について、2016年度内に委託する考え。現在、選定方法を検討している。市の16年度予算案に、三条~太田駅間新駅設計や栗林公園~仏生山駅間複線化詳細設計などの費用として2億3000万円、太田~仏生山間新駅整備基本計画策定などの費用として、1億6000万円を計上した。新駅整備や複線化など鉄道事業の概算事業費の総額は30億円。2新駅の事業主体は高松市や国、香川県、交通事業者で構成する高松市総合都市交通計画推進協議会となり、ことでんに事業委託する。複線化は、ことでんが事業主体となり、駅前広場など街路事業は市が実施する。三条~太田駅間基本計画、太田~仏生山駅間基本構想はオリエンタルコンサルタンツが担当した。 ◆三条~太田駅間新駅は国道11号東バイパスとの交差部(太田下町)に建設する。駅舎形式はS造の橋上駅(相対式プラットホーム延長85m)となる。事務所と休憩室、トイレを設ける。エレベーター(11人乗り)を4基(北側2基、南側2基)設ける。16年度から設計と用地取得を進め、17年度以降に工事着手する。工期は2年を見込む。概算事業費は9億5000万円。◆市は三条~太田駅間新駅の建設に合わせ、街路事業として駅前広場を整備し、新駅を交通の結節点とする考え。16年度内に都市計画決定を経て、広場にはバスバース(高速バス2台、路線バス2台)、駐輪場(600台)、タクシーベイ(2台)、送迎車用駐車場(2台)を確保する。概算事業費は11億5000万円。 ◆太田~仏生山駅間新駅は、県道太田上町志度線との交差部(多肥上町)に設ける。駅舎形式はS造の地上駅(相対式プラットホーム延長85m)で、事務所、休憩室、トイレ、スロープを設ける。駐輪場(800台)も整備する。16年度内に基本計画をまとめ、17年度以降に設計や用地取得、工事を進めていく。工期は1年を想定する。概算事業費は2億8000万円。◆新駅整備に合わせ、栗林公園~仏生山駅間(約5.1km)を複線化する。16年度内に設計をまとめ、17年度以降に工事を行う。工期は4年を見込む。概算事業費は17億7000万円。