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記事詳細

登録日2015-06-01
記事種別設計中
工事種別建築
公共/民間民間
工事名称府中朝日町SC建設
発注者/事業主体/申請者イトーヨーカ堂
地域関東・甲信
工事場所東京都府中市
工事概要[概要]イトーヨーカ堂は、東京都府中市に大規模商業施設(仮称)「府中朝日町SC計画」を建設する。イトーヨーカドーを核テナントに専門店モールを併設する大型ショッピングセンター「Ario」(アリオ)を想定。大規模小売店舗立地法や市の地域まちづくり条例などの手続きを進め、関係者との調整などが整い次第、工事着手する。2015年8月にも用地を取得し、環境影響評価(アセス)や都市計画などの手続きに入る模様。こうした手続きには1年半から2年ほどかかることから、着工は17年ごろになる見通し。20年の完成を目指している。設計は東急設計コンサルタントが担当。土地利用構想などによると、規模はS一部RC造1B5F建て延べ約13万m2を想定。このうち、1-3Fに計画している店舗面積は約7万m2。また、1Bと4、5Fに駐車場(約6万m2)を配置し、収容台数は1800台を見込んでいる。建築面積は約2万7000m2を想定。このほか、東京外国語大学に隣接する道路を挟んだ南側敷地には公園緑地や小規模な商業棟、駐車場などを計画している。また、開発区域面積の6%の公園緑地のほか、敷地面積から建築面積を除いた約半分を緑化として計画している。土地引き渡しを受けた後に既存樹木の調査を行い、地上部には建物配置計画に適した樹木を選定し移植することも計画している。建設地は府中市朝日町3-8-1ほかの敷地約4ha。道路を挟んで東京外国語大学の北側、都立武蔵野の森公園の西側に位置する旧米軍基地跡地で、関東財務局が15年1月に実施した一般競争入札により同社が開発事業者に決まった。また、同大のほか、味の素スタジアムや警視庁警察学校、警察大学校、第7機動隊などが整備されてきた調布基地跡地の府中地区に当たり、土地利用では「業務・商業ゾーン」として商業施設などの立地誘導が示されていた。周辺では、東京都の武蔵野の森総合スポーツ施設(仮称)建設が進められている。
延床面積130,000m²
設計者
※印は設計以外の業務担当
東急設計コンサルタント